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ミステリー作家戸松淳矩 あさっての日記
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タイトル 日 時
前立腺がん手術体験記(術後6ヶ月)
早いもので、手術からもう半年が過ぎました。ふつうの外科手術なら、半年も過ぎればもう完全に体力も戻り、日常生活にもほとんど影響はありませんから、なにも書くことがないのですが、がんという病気ばかりはそうはいかないのですね。むしろ手術後の経過観察がとても重要です。 ...続きを見る

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2012/05/19 08:40
ヴァイオリンとピアノによるリサイタル
さて、前稿のつづきですが、岐阜市を訪れたあと、名古屋に戻って、こんどはリサイタルを聴きに某所へ向かいました。ヴァイオリンとピアノのみのジョイント・リサイタルで、演奏されるのは7曲(プラス、アンコール)。 しかし、そこで演奏されるヴァイオリンとピアノが、そんじょそこらにいくらもある、というものではないのですな。 ...続きを見る

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2012/05/08 07:49
岐阜市へ行ってみました
5月2日、3日と東海地方に出かける用事があったので、合間を縫って、これまで行ったことのない岐阜市にはじめて行ってみました。 名古屋からかなり遠い印象がありましたが、快速電車でわずか二駅、20分で着いちゃうんですね。東京から横浜に行くくらいの感覚でしょうか。もっと近いかな。 ...続きを見る

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2012/05/04 15:29
レジナルド・ヒルを悼む
今年の1月12日、レジナルド・ヒルが亡くなりました。享年75。 じつは、ヒルは私がもっとも好きな、というより私淑している作家のひとりでした。ミステリー分野ではピーター・ラブゼイと並んで、あんな小説が書きたい、と目標としていた作家でもあります。 たまたま『ミステリマガジン』5月号(3月24日発売)でヒルの追悼特集が編まれ、私も短いエッセイを寄稿させていただきましたので、まずそれをここに掲げたいと思います。 ...続きを見る

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2012/04/17 17:57
ひさびさの面白B級事件、小学校教頭先生の偽札行使
鹿児島県鹿屋市の小学校の教頭先生、50歳が、久しぶりに私の興をそそる珍事件を引き起こしてくれました。 なんと、この先生、休暇中に宮崎県は都城市まで遠征して、デリヘルのお姉ちゃんといいことをしていた。それだけなら、ただの助平教師ですが、なにを考えているのか、その支払いを偽札ですませていた、というんですな。 ...続きを見る

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2012/04/06 14:39
「苦役列車」ほか  西村賢太
「きことわ」の朝吹真理子さんと芥川賞同時受賞だった西村賢太さん。受賞記者会見での「フーゾクに行こうと思っていたけど、行かないでよかった」発言以来、作品ともどもその特異なキャラクターで、今や大人気ですね。 先日は「笑っていいとも」の、香取慎吾が司会する「課外授業」コーナーにも登場して、言いたい放題、さすがのタモリも沈黙して苦笑するのみでした。口達者なロンブーの淳でさえ、すっかり持てあまし気味の様子(YouTubeに画像あり)。 ...続きを見る

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2012/03/24 15:05
「ローラ・フェイとの最後の会話」 トマス・H・クック
本邦でも根強いファンを持つ、トマス・H・クックの新作です。この本の原書は2010年刊行ですが、09年刊行の本(日本版は近刊予定)から、版元が今までの文藝春秋社から早川書房に変わったようです。それにともなって、翻訳版の容れ物が文春文庫からポケミスに変わっています。 で、前作の「沼地の記憶」が税込み860円だったのが、今作は1785円……。倍じゃないか。しかも訳者はおなじ村松潔さん。うーん。ナニがあったんだ、文春文庫! ...続きを見る

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2012/03/12 02:08
「奇面館の殺人」 綾辻行人
1月に入手してあった『奇面館の殺人』をようやく読了しました。といっても、読んでいたのはこの3日間で、それまで気になりながらもなかなか手を出す時間がなかった…。なぜって、綾辻モノは何日もかけて、ちびちびと読む本じゃありませんものね。やはり、あの後半のたたみかけてくる「波」を楽しむには、ある程度まとまった時間をとって、集中して読まないとね。 ...続きを見る

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2012/03/03 21:24
前立腺がん手術体験記(術後3ヶ月)
手術前の診察から検査をへて、手術当日のこと、それから退院までのいきさつを書いてきましたが、がん治療というのは、手術したらそれで完了、というわけではありません。これから手術を受けられる前立腺がん患者とそのご家族のために、今回は術後3ヶ月の時点でのご報告をしてみたいと思います。 というわけですので、この病気に縁のない読者の方はどうぞスルーしてくださいませ。 ...続きを見る

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2012/02/22 13:04
「きことわ」 朝吹真理子
いま、今期の芥川賞作品の田中慎弥さん「共喰い」と、円城塔さん「道化師の蝶」をちょうど読みおえたところです。このブログはいちおうミステリーファン仕様になっていますので、あまり純文学の作品については取り上げませんが、ミステリーを書いているからといって、小説はミステリーしか読まない、というわけではもちろんありません。 ...続きを見る

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2012/02/15 10:22
「人間の尊厳と八〇〇メートル」 深水黎一郎
昨年度、第64回の日本推理作家協会賞短編賞受賞作品(タイトルになっている作品がそれ)をふくむ短編集です。去年9月の刊行で、今ごろなんだ、といわれそうですが、そこは万事スローペースの当ブログのこととて、ひらにご容赦を。 ...続きを見る

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2012/02/05 12:02
短信 新作の進行についてお知らせ
新作について、ひとつ進展がありましたのでお知らせします。 ...続きを見る

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2012/01/25 11:56
「ねじれた文字 ねじれた路」 トム・フランクリン
今年の初読み、ならぬ初書評は『ねじれた文字 ねじれた路』です。 ハヤカワ・ポケミスから11年9月に刊行された、「感動のミステリ」で、じつは読んだのはそのすぐあとの10月。 作者は長編については本邦初訳の作家ですが、ゴールドダガー賞など、あれこれの文学賞を受賞したりノミネートされたりした、英米でも評価の高い一作のようです。ひとことでいえば「孤独な魂の青春小説」。とはいっても、描かれるのはよくある甘酸っぱく、思い出すと胸がほんのり暖かくなるような青春ではなくて、苦くて暗い、おそらく当事者にとって... ...続きを見る

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2012/01/15 14:08
お正月風景について思うこと
いえ、「思うこと」といったって、小林秀雄じゃないんですから、『考へるヒント』みたいな深い考えには掠(かす)りもしませんけどね。毎度、どーでもいいような雑感です。 ...続きを見る

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2012/01/07 14:57
あけましておめでとうございます
おめでとうございます。 正直な話、午前零時を越えた瞬間、「やれやれ新しい年になったか、おめでたいなあ」と今年ほどしみじみ思ったことはありませんでした。 ...続きを見る

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2012/01/01 15:00
「暗い鏡の中に」 ヘレン・マクロイ
こちらは名人マクロイの、「幻の傑作」。年末ベストテンでは期待されたほどの票を集められませんでしたが、これも過去に名作をたくさん世に出した有名作家ならではの「マイナス補正」が働いたためだと思われます。作品そのもののレベルは高いのに、マクロイならこのくらいはあたりまえ、と思われてしまうのでしょうか。 ...続きを見る

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2011/12/29 12:40
「三本の緑の小壜」 D・M・ディヴァイン
2011年度の本格ミステリーベストテン、海外部門の第1位を獲得した作品です。ただし「このミス」では意外に票が伸びず、24位。その理由は作品の質にあるのではなくて、読者がディヴァインの作品に慣れたために前ほどインパクトを感じなくなったせいでしょう。質そのものは相変わらず水準を保っています。 ...続きを見る

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2011/12/23 10:25
日曜日にも仕事のお話
18日の日曜日、久しぶりに戸川安宣さんとお目にかかりました。 先月の入院中、お見舞いいただいたのですが、あいにくそのとき私は気管内挿管の後遺症で、かすれ声しか出ないありさま。聞き苦しい声では短いお話しかできず、「しかたないから年内はおとなしくしていますよ」といったところ、「それなら年内に、お近くまでうかがいましょう」とおっしゃっていただいたのでした。 ...続きを見る

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2011/12/19 10:47
番外編・ナースのおしごと
前に心臓バイパス手術で榊原記念病院に入院したとき、さらにつづいて慶應大学病院で右副腎摘出手術を受けたとき、すばらしくも(おもしろい)ナースのみなさんに遭遇して、これを見逃す法はないとばかり、ナース観察の記事をご披露いたしました。たまたまナース好きの(断じて変な意味ではありませんよ)みなさんのご好評も戴きましたので、今回もナースやドクターのお仕事ぶりを見ていて感じたことを、ちょこっと書いてみたいと思います。 ...続きを見る

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2011/12/11 14:22
前立腺がん手術体験記(その3)
前回の記事で書いた手術前日のスケジュールのうちで、大事なことをひとつ書き忘れていました。 そうなんです。下腹部の手術には付き物の、剃毛であります。つまり陰毛を剃ること。じっさいにはおへそあたりから太ももの上半分くらいまでを剃るわけですが、当然、陰部丸出しで看護師さんにすっかり剃ってもらうことになります。 入院前は、このときの担当看護師さんはなるべくベテランの、人生の酸いも甘いも噛み分けた、いってみればもはや男性だの女性だのの区別を感じさせないような方に来ていただきたいものだ、と思っていました... ...続きを見る

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2011/12/03 11:12

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