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最近、ブログの更新がままならない。 パソコンが半壊してしまい、新しく買い換えたのですが、前のパソコンでバックアップを取ってあったはずの原稿が、取れていなかったという衝撃の事実が発覚し、まあプリントアウトはしてあったので、最悪の原稿消滅はまぬがれたものの、入力し直さなくてはならないところがたくさん出てきて大弱り。 おまけに風邪かなんかわからんが、腹痛を伴う腹下しが4日ほど続いていて、雑炊やうどんしか食べていない。気力が大いにそがれる。 われながら、ほんとに病弱になっちまったなあ。ちょっと前まで、入院したこともなけりゃ、風邪も20数年ひいていない、と豪語していたのに。とほほ。 そこで、今日は時間のないとき、材料に詰まったときに便利な、「いま、こんな本を読んでます」ネタでごまかしておくことにいたします。…そう書いているうちにも腹が痛んできた(泣) といっても、私は必ずしも新刊をいち早く読みたい読者ではないので、やや古めの本、すごく古めの本が多いんですね。 まず読み終えたばかりなのが、東野圭吾さんの『殺人の門』。これは『白夜行』『幻夜』のライトバージョンといった感じの、人間ドラマです。はでな事件は起きないけれど、ストーリーテリングの巧さで、ついつい最後まで引っ張られてしまいます。 ちびちび読んできて、最近読了したのが『クリスマス・プレゼント』、ジェフリー・ディーヴァーの短編集。藤岡真さんから薦めていただいたものですが、いやはや短編も上手いんだねぇ、ディーヴァーってのは。短編の教科書みたいにアイデアと技巧が満載です。かなりブラック。いろいろと勉強になりました。 読み出したばかりというのが『奇術師』、クリストファー・プリースト。一昨年でしたかベストテンにも入って評判になりましたね。まだちょっとしか読んでいませんが、ワクワク感が早くも盛り上がってきています。目下、寝る前に読むお楽しみ本。 ミステリー以外では、辻仁成さんの『海峡の光』をちょっと前に読み終えました。芥川賞作品ですが、男性にはわかりやすい男同士の複雑な愛憎劇。『殺人の門』とテーマ的にやや重なるところもあるかと。辻さん初読みですが、意外に古風なきちんとした文体で、好感度が高いです。 小説以外の一般書はタイトルだけ。『和辻哲郎』坂部恵、『生物と無生物の間』福岡伸一、『私家版ユダヤ文化論』内田樹などなど。 どれも知的刺激に満ちたおもしろい本でした。 で次に読むべく用意しているのは桜庭さんの『私の男』なんだけれど、たぶんあまり好きなタイプの小説ではないと思う。でも前回の直木賞候補作を見渡したところ、一冊も読んでいなかったので、これはまずいだろうと、せめて受賞作だけでも急いで読むことにしました。 噂によると、義理の父と娘との近親相姦っぽい恋愛の話ですか…どうもこういう心理的にぐちゃぐちゃしたものはねぇ。苦手なんだよなあ。『赤朽葉家の伝説』はよかったんだけどねー。 |
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自分も新刊より古典等過去の作品を読む方が多いです。 |
石ころ 2008/03/25 17:54 |
「完全恋愛」評判いいようですね。時間が取れたら読んでみたいと思っています。辻真先さん、お年を重ねられても創作力はますます旺盛なようで、後輩としては心強い限りです。 |
戸松淳矩 2008/03/26 11:12 |
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