ミステリー作家戸松淳矩 あさっての日記

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help リーダーに追加 RSS 来週からまた入院…のお知らせ

<<   作成日時 : 2007/11/28 13:14   >>

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来週の月曜日から、こんどは慶応病院に入院することになりました。といっても、基本的には検査入院ですので、ご心配していただくには及びません。
 期間は早ければ1週間、長くなっても2週間くらいということです。

 榊原記念病院で心臓手術を受けたとき、徹底的に内臓を調べてもらったのですが、そこでどうやら副腎に問題があるらしいことがわかりました。副腎てのは、腎臓の上にくっついている小さな臓器で、ホルモンの分泌を担当しているらしい。
 私の副腎はどういうつもりか、アルドステロンというホルモンをふつうの人の倍以上も分泌しているんだそうです。これが過剰に出ていると、カリウム値を下げてしまい、高血圧になる。カリウムは野菜や果物に多く含まれるものですが、最初の血液分析で、カリウム値がとても低かったので、主治医は私がとんでもない偏食をしているんじゃないかと疑ったようです。
 ところがさらに調べてみると、アルドステロン君の悪さだということがわかった。

 しかも、このアルド君、心臓や腎臓にも悪い影響を及ぼす。で「原発性アルドステロン症」というのがその病名でして、これの検査のために入院するわけですな。
 3日に入院して、6日に副腎のカテーテル検査。…とほほ、またカテーテルかよ。もっとも心臓カテーテルと違って、静脈から入れるので、あれほど大変ではないそうですが。
 その結果によって、薬物治療が適当ということになれば、すぐ退院。しかし問題の部分を取ってしまったほうがよいとなると、腹腔鏡手術を受けるので、もう1週間、退院が遅くなる。
 この手術は開腹ではないので、負担もかるく、翌日から食事も歩行もできるとのこと。まあ何にしても、重篤度マックスレベルと言われた心臓バイパスにくらべれば、大したことはない。

 なのに、なんとなく落ち着かないのはなぜだろう。こないだの手術ではさんざん危険だと言われても平気だったのに…やっぱり予定手術てのは怖いものなのかなぁ、と考えていて、ああそうかと思い当たりました。
 親父が死ぬのを見たからだな、きっと。なんでも楽観する私めも、さすがに肉親の死を目の前にしては、ひとの命の儚さを感じざるを得なかった。それで急に臆病風に吹かれたらしい。

 …と、わかってみると、すぐにまた「ものごとはうまく行く方に転がるものだ」という、根拠のない確信〈?〉に立ち戻ってしまうのは、どういうものなのか。われながら、困ったもんです。
 ともあれ、パソコンの持ち込みは許可されたので、暇なぶん、原稿は捗りそうです。ただネットはできませんので、このブログも12月3日から1週間、もしくは2週間ばかりお休みすることになります。
 慶応病院にもおもしろいドクターやナースや患者さんがいて、新しいネタを拾えるといいな。

 

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
頑張ってください
石ころ
2007/11/29 00:07
いつも励まして戴いて、ありがとうございます。
ここはしっかり身体を整備して、新しい年を実り多いものにしたいと思っています。…って、なんだか年賀状みたいだな。
戸松淳矩
2007/11/29 11:31
お大事になさってくださいね。
うちの父も先日退院してきて
同室の患者さんと親しくなってきたみたいです。
そしたらその同室の患者さん
母の学生時代の音楽の先生だったらしいです。
不思議な縁、素敵な縁はいろんなところにあるものですね。

>慶応病院にもおもしろいドクターやナースや患者さんがいて、新しいネタを拾えるといいな。

入院を負のエネルギーに考えない戸松先生は絶対大丈夫です。
退院されましたら、おもしろい日記楽しみにしておりますね。
身体、精神、ネタをパワーアップして帰ってきてください。


いち
2007/12/01 18:19
ありがとうございます。書きかけて途中になっていますが、榊原記念病院ではすてきなドクター、ナースに恵まれ、同室の患者さんとは友達になってしまいました。そのお話は順次書くつもりです。
もともと好奇心は強いほうなので、新しい場所に行くのは、たとえ病院でもいつも楽しみなんですが。

それにしてもお父様の体験は、ほんとうに小説みたいなお話ですね。世間は狭いものだとは言いますが、さすがにこれは珍しいでしょうね。
では、慶応病院顛末記を乞うご期待、ということで。
戸松淳矩
2007/12/01 21:56

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